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暮らし・医療・介護
2013年度の特別区国民健康保険料引き上げ中止を求める申し入れ
2月14日、区長に2013年度の特別区国民健康保険料引き上げの中止を求める申し入れをおこないました。申し入れは、健康部長、医療保険年金課長が対応いたしました。
新宿区長 中 山 弘 子 様
2013年2月14 日
日本共産党新宿区議会議員団
2013年度の特別区国民健康保険料引き上げ中止を求める申し入れ
特別区国民健康保険料は、毎年のように値上げを行ってきたことか ら、保険料を払いたくても払えない世帯が増加しています。滞納による資格証明書は2,536世帯(2012年12月現在)で過去最高数となっています。 国保料の高騰をまねいている原因のひとつは、国の予算削減による国庫負担の引き下げです。わが党は、区民の生活を守る立場から、国に持続可能な制度への拡 充を求めると同時に、保険料値上げに伴う経過措置の継続は当然と考え今まで要請を重ねてきました。 経過措置がなくなれば、3人世帯で年収200万円の場合で国保料約11万5千円が17万2千円に跳ね上がる世帯もあります。
来年度の国保料が、2月15日の区長会で決定されようとしています。少なくとも以下の点への緊急対応を求めます。記
1、2013年度の保険料の値上げをやめること。
保険料の負担増抑制のため、国に国庫負担を増やし計画的に1984年度の水準(50%)に戻すよう働きかけること。また東京都に対し保険料の引き上げを抑制するための補助金など財政支援を求めること。同時に区としても一般会計からの繰り出しを増額すること。2、今年度終了予定の賦課方式の変更に伴う経過措置・減額措置を引き続き継続すること。また、年少扶養控除の廃止によって経過措置の効果が失われた子育て世代に対する負担軽減策を実施すること。
3、区長会の審議内容を議会や区民に明らかにすること。
区民が高い関心を持つ国民健康保険料の審議内容が区民や議会にまったく知らされないまま、議会開会の直前まで議案説明すら行われないのは到底理解できないことです。区民への情報公開の努力を求めます。以上
2013.02.14 更新