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区議会活動
吉住区長がデモ出発地としての公園利用を制限!?
6月20日、日本共産党区議団と社民党区議団は区長に対し口頭で申し入れを行いました。緊急の申し入れのため、区長の代わりに寺田副区長が応対しました。
6月12、13日の新宿区議会本会議の代表質問において、自民党無所属クラブが、「住宅や商店が密集する地域の公園で、デモの集合場所のような独占的で時には周辺に恐怖心を与える状態になる行為をすることについて、今後規制をしていく考えはないのか」と質問、また区議会公明党も「公園を出発地とするデモの数が増えている。騒音などにより近隣住民の日常生活に影響する。一定のルールを定めてほしいとの声が寄せられている。区の考えは?」と質問し、吉住健一区長は、「デモの出発地として使用できる公園の基準の見直しを検討する」と答弁しました。
以前から新宿区内でヘイトスピーチデモが頻発しており、私たち日本共産党区議団は川崎市のガイドラインや大阪市の条例を参考に新宿区として独自の規制を行うことを繰り返し求めてきましたが、区長は一貫して背を向けてきました。今回の答弁は、ヘイトスピーチデモに限らず、すべてのデモを対象に規制することを検討するというものであり、大問題です。
6月20日、日本共産党区議団と社民党区議団は区長に対し口頭で申し入れを行いました。「デモ・集会を制限する目的での公園使用基準の見直しは、憲法第21条表現の自由の保障に抵触しかねない。今回の基準見直しは行わないこと。周辺住民や商店はヘイトデモに迷惑している。ヘイトスピーチの規制こそ本気で取り組むべき。」と要請しました。
2018.06.20 更新