-
区議会活動
神宮外苑の樹木伐採申請(2回目)の許可をしないことを求める申し入れを行いました
8月31日、日本共産党新宿区議会議員団と日本共産党新宿地区委員会は吉住区長に神宮外苑の樹木伐採申請(2回目)の許可をしないことを求める申し入れを行いました。総務課長と建築指導課長、防災都市まちづくり課長と申し入れ内容や進捗状況、住民への説明会開催についてなど話し合いました。
新宿区長 吉住健一 殿
2023年8月31日
日本共産党新宿区議会議員団
日本共産党新宿地区委員会
神宮外苑の樹木伐採申請(2回目)の許可をしないことを求める要望書
神宮外苑の再開発により大量の樹木が伐採・移植され、百年以上かけて育てられた森が破壊されることに多くの区民・都民・国民が胸を痛めています。再開発の見直しを求める声は、専門家や著名人も含め大きく広がっています。
とりわけ地元住民からは誰もが参加できる説明会の開催を求める声が上がり、事業者は7月に説明会を行いましたがごく限られた近隣住民のみに限定したため不満が広がっています。一方で事業者は、ネット上で質問受付と回答の公開を行っており、今も受付は続いています。
そのような中、8月25日、事業者は神宮外苑の樹木を新たに25本伐採する申請を新宿区に提出し、区は9月8日までに許可を出す予定と聞きました。広く意見を聴く姿勢があるのなら2回目の申請を出すべきではありません。
区は今年2月28日に、神宮第二球場周辺と建国記念文庫の森の周辺などの樹木3069本の伐採・移植を許可(1回目)していますが、許可された樹木のうち低木は伐採されたものの、高中木は未だ伐採・移植に着手していません。
区として事業者に対し住民等との対話を続け計画を見直すよう求めるとともに、今回提出された伐採の申請を許可しないよう、既に許可した樹木についても伐採・移植を中止するよう要請していただくとともに、区はこの許可を撤回するよう強く要望するものです。
以上
2023.08.31 更新